cre8base KANAYAMAに行ってきたよ!☆本編その3

その3というか、感想まとめです。

出来上がったミシン刺繍を見て、正直私の作品をミシン刺繍で再現するのは難しいな〜と思いました。
面を埋めてくのとか、逆に細かい線とか、工程のどこか一部をミシンで代替できればなぁくらいの気持ちで挑戦してみたのですが。

総針数もすごかったしね。笑
それよりもっと違う形の作品に使うのがいいんじゃないかなぁと感じました。

手縫いには手縫いの、ミシンにはミシンの、それぞれの刺繍の良さがあります。
そして、cre8さんで色々な機械や作例を見ていると制作欲がビシビシ刺激されます。

今までの自分の作品も大切にしつつ、新しい素材、工法も試していきたいなーと思いました。

(読書感想文みたいなシメですみません。)

cre8さんは作るの好きな人には本当にオススメな場所です。

金山に住んでたら、毎日通えるのになー。

http://www.cre8.nagoya/

cre8base KANAYAMAに行ってきたよ!☆本編その2

USBメモリに入れて持ってきたデータを、PC上で細かく設定します。


もちろんデータはばっちり店員のお兄さんに見られます。

(今更ながら猛烈に恥ずかしい!)

と気づいても後の祭りです。


縫い方がいろいろあるのでお兄さんにいろいろと教えてもらいながら刺繍用のデータを作っていきます。

でも正直、初回なのでやってみないとどうなるか分からずざっくり設定しました。
刺繍データの作成をし終わったら、USBメモリに保存してミシンに持っていきます。

ミシンに挿し、データが読み込まれると刺繍の総針数とかかる時間がわかります。

そこであらビックリ。


10237針。

cre8さんは会員さんは1日の総合計10000針まで無料ですが、非会員は5000針まで。

その後は+5000針ごとに+500円されていきます。

つまり、私はオーバー5237針なので+1000円になります。

予想外の出費…!

(今思えば残り800針弱ぶんなにか小さいものでも試し刺繍してみればよかったのですが、

そのときはそこまで頭が回りませんでした。笑)

まぁ針数オーバーはすると思ってましたが多少動揺しつつ、

専用の刺繍枠に生地をセットし、

ミシンにかかっている糸を猫用の色に替えます。

(cre8さんに20色くらいミシン糸は置いてありましたが、希望の色を準備して持っていくべきでした。)

糸を替えるのは、慣れるまではなかなか骨が折れました。

家庭用のミシンとはやはり勝手が違うので。
準備万端にしたら、スタートボタンを!ついに!押します!ヒューーーー!

動画でどうぞ。

ズガガガガガ、ドガガガガガと休みなく縫い進めるミシンさんの仕事っぷりや、気迫十分で。

「少しくらい休んでもいいのよ」と声をかけたくなるくらい。

私はと言えば、働くミシンさんの隣の席でこの記事を書くために絵を描いたりメモったり。
今更ながらcre8さんは窓が広くとってあるのでビル内なのに明るくて開放感あります。

アスナル金山やバスターミナルなど金山駅がよく見えます。

人波を眺めながら待つこと20分ほど…

ミシン刺繍による鯛焼き猫さんができました!

どん!


ほー!なかなかの再現度!
その3に続きます…

cre8base KANAYAMAに行ってきたよ!☆本編その1

本編です。無駄に絵日記風です。

絵の中の文字読みづらいかもしれません。

まず色々下調べして必要そうだと思って持っていったもの〜

・刺繍するものの画像データ

・上記を入れたUSBフラッシュメモリ

・刺繍するための生地(今回はフェルト)

・従来の手刺繍セットひとまとめ

(刺繍糸、刺繍針、糸切りバサミ、布切りバサミ等)

(いただきもののマリメッコのがま口ポーチに入れてます。かわわ)

・筆記用具

(持ち歩き用のポケット判クロッキー!これがないと落ち着かない!)

刺繍する予定なのは、Laboratorio(ラボラトリオ)で一番人気だった鯛焼きねこ

金山駅降りて横断歩道を渡ってすぐのビルの4階にcre8さんはあります。

でかいリュック背負ったお上りさん感満載の私が

ビジネスマンやOLさんと共にビジネスビルのエレベーターに乗るのは非常に違和感ありました…。笑

下りてすぐ、ドアとかなく、唐突にクリエイト空間(?)が広がってました。

緊張しつつ、お店の方の声のする方へ。

受付カウンターで氏名などを書き受付をします。

その際、見学(無料)か、実際作る(ビジター有料)か聞かれます。

ミシン刺繍をやりたい旨を伝えました。

人見知りなので多分どもってましたが、いつものことなので気にしません。あはは。

刺繍をやりたいということの他に、どんな機械があるのかも知りたいと伝えると

店員のお兄さんが一通り機械と作例を紹介してくれました。

とても親切丁寧。

一通り案内してもらった後、

ついに刺繍をやってみることに。

初めてで何も分からないので、お兄さんにつきっきりで教えていただきました。

今回は空いていた(私の他に3組ほどの人がいました)のでよかったですが、混んでいたらどうだったんでしょ…?

ミシン刺繍機とご対面。

あとでお兄さんに値段を聞いたら100万〜200万くらいするそうです。

マジかよ!!壊したらどうしよう!!!

という思いが一番に頭をよぎりました。

刺繍の手順は上記の通り。

①のときPC上でサイズやどういう縫い方をするかなど細かく設定します。

ここできちんと考えて刺繍用データを作ることが大切だと

あとから思い知ることになります。笑



続きます。

cre8base KANAYAMAに行ってきたよ!☆まえおき編

まえおき。

私はデザイン科の、グラフィックではなく木材や樹脂などで立体物を作るコース出身です。

ほぼ毎日ツナギの作業着を着て工房で1日をすごす、埃っぽいキャンパスライフでした!
女子力皆無!

卒業後1、2年は先生方も「卒生でも工房使っていいよー」って雰囲気だったのですが、
さすがに卒業からウン年も経ってしまい…

何かちょこっと立体物作りたいなと思っても作れる場所がなくなってしまったなーと思ってました。
で、何かのきっかけで知ったcre8baseKANAYAMAさん。
(3Dプリンタ触れるところないか探してたんだっけな?)

cre8baseさんがどういうところかという詳しいことはこちらで見てみてください。

一言で言えば、プロ仕様の工作機械を素人でも使えて高品質なモノをクリエイトできる場所です。

立地も最高です。
金山駅からスグ!駅の目の前のビル内!

これは行きたい!行ってみたい!
何も作るものないけど、体験してみたい!

…と思ってから数ヶ月、いや十数ヶ月…?

先だって作りたいモノが特になかったのと
正直人見知りなので勇気がなくて。笑
ずっと先延ばしにしてました。

でも、去年の年末に根つめて刺繍を作り続けたがために、
年明けから体調が史上最高に悪くなってしまったので…

「作品は作りたいけど、自分の身体への負担を減らさないと作品の制作と販売は無理だ」

「私らしい作品でありつつ、負担を減らす工夫をしないとこういう活動は続けていけない」

と考えるようになり、どうにか新たな活路を求めて、
色々な方法をひねり出そうとしてました。

で、思い出したのがcre8baseさんのミシン刺繍機。
業務用ですから数百万する機械です。

あれを利用させてもらって、少しでも身体の負担を減らせないかな。
もしくは新たな作品のヒントを掴めないかな。

そう思い、ともかく行って触ってみよう!と一念発起したのであります。
まえおきがだいぶ長くなってしまいました…

実際の訪問の話は次回に続きます。